韓国でフランスの推し俳優に会った
フランスの推しアクターのために2020/01/18~01/20の3日間韓国に行ってきた。
フランス人の推し俳優が韓国に来てくれるらしいので、フランス行くよりコスパいいやん!と思って人生で初めて海外推し活遠征をしに行ってみた時の備忘録。
別サイトで誰にも見せずこの文章を保管していたけど、こっちにアーカイブとして残す。100歳になっても振り返られるように。
韓国遠征するまでの流れ
推しアクターの名前はmaxenceくん。マクソンと読む。maくんという愛称で呼んでいたのでここでもmaくんと書く。
↑Maxence Danet-Fauvelさん。フランス人。
maくんが出演するドラマに沼落ちするまで
出会ったのは2019年2月。ぼんやりネットを彷徨っていたらみつけた。
その頃の私は海外製のショートフィルムを観漁ることが日課。日本語字幕などついていないので、英字幕をなんとな~く理解しながら夜な夜なYouTubeに夢中になっていた。
たまたまおすすめに出てきたのがSKAM Franceだった。
今はもうyoutubeでは観られなくなってしまいました。アマプラでSeason3とSeason4が配信されているのでアマプラでみましょう。https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0912MV23S/ref=atv_dp_share_cu_r
案の定日本語字幕はついていない。英字幕耐性はついていたので気にならなかった。適当にちょっと観すすめる。
(gay panic)←なんだこの字幕は!!?!
おもしれー字幕。
英字幕は公式出ではなくて有志の方が作成してくれているのでこんな感じのおもしれー字幕が時々出現してた。
挨拶を交わすシーンだけでも「Hey (love eyes)」や「Hey man(<3)」といったオタクの意思を感じる字幕があった。
SKAMFranceの魅力は話したらキリがないので端折るけど、SKAMFranceに出会ってからたった1ヵ月でズブズブに沼り、SKAMFranceは明日を迎えるための糧で、生活の軸だった。
そんなSKAMFranceの中で1番ビジュがタイプだったmaくんを推すようになりました。
そしてあっという間に時間は過ぎ、夏前にSKAMFranceは終わった。SKAMFranceに出会って半年と経たずして旬ジャンルが散った。つらすぎ。
待望のファンミーティング開催告知
SKAMFranceが終わり、全世界のSKAMFranceファンたちはロスに苛まれていた。
そんな中!
現地フランスでしか行われてこなかったconvention(ファンミーティング)が韓国で開催されるとの情報が発表された。
フランス⇔日本の距離に比べたら、韓国⇔日本の距離なんてあってないようなものやん!!!!!!!遠征チョロいって!!!!!!
あたし、韓国行く!!!!!!!!!!!!!
チケットが販売されるや否や、秒でコンベンション参加のチケットを買った。チケット販売サイトも開催に関する情報も英語か韓国語で発信されるので涙目になりながら翻訳した。
年が明け、フランス時間の2020年1月1日。SKAMFranceのseason5が始まった。
そして、1月19日の韓国コンベンションも刻々と近づいてきていることに気づいた。
私がSKAMFranceに出会ったのは2019年2月。もう1年が経とうとしてるのか~っという間だな~~なんて考えてた。
思いを馳せている間にも勝手に時間は流れていく。1日が終わるとmaくんに会う日も近づいてくる。season3の最終エピソードでLucasがEliottに語りかけた「On va faire minute par minute.」を思い出した。1分1分を大切に、な……。
念願のSKAMFranceコンベンション
コンベンションが始まるまで
あっという間に1月18日になった。なんとSKAMFranceの布教をしたら無事にはまってくれた友人Mちゃん(アクセルくん推し)もコンベンションに参加してくれることになった。
Mちゃんと一緒に名古屋駅に到着。そのまま中部国際空港まで乗り継ぎ、韓国行きの飛行機に搭乗。機内でちょっと寝る。17時前、無事ダイヤ通りに仁川空港に着陸。おいおいスムーズに進みすぎじゃないの~天才かよ~~~~
当日朝
19日、朝6時起床。ドタバタ準備をしてホテルを出た。
予定より少し遅くなってしまったけどなんとか会場にたどり着く。長蛇の列がみえた。なるほどここに並んでチケットを受け取るんだな。飛び交う韓国語と英語に頭が痛くなりながら自分の番を待った。
列進むのおっそいがな!!!!!
フランス人のスタッフさんが多いから仕方ないよね。頑張れスタッフさん涙涙
待ちに待ってようやく自分の番が来る。これがパスポートだよ、楽しんでね♡ってきれいなお姉さんに見送られた。
↑左から入場パス、maくんとのツーショットパス、maくん&アクセルくんとのスリーショットパス、アクセルくんとのツーショットパス。
少しして、ようやくコンベンションが行われる大部屋に入れた。ドキドキしながら指定された座席を探す。私とMちゃんで席が離れてしまっていたが、韓国のファンの方に交渉したら快くサイドチェンジしてくれた。隣に座れて一安心。
開演時間が押してていつ始まるのか全くわからない。なんなんだこの時間。初っ端からタイムスケジュールのゆるさに笑いが止まらない。
座って待っているのも暇なのでぶらついていたら日本語の会話が聞こえてきた。SKAMFranceの日本ファンページ(非公式)を管理し、日本語訳をご厚意で載せてくださっている管理人さん。いつもありがとうございます、あなたのおかげで日本でSKAMFranceのオタ活がしやすくなっています、とご挨拶させていただいた。直接感謝の気持ちを伝えられて良かった。
コンベンション開幕
気づいた時にはキャスト陣が入場してきていた。突然すぎる。わろた。
ステージ上に立つSKAMFranceのアクターたち。maくんももちろんそこにいた。
↑開会式。
まじで、maくん(と、他のキャスト陣)って実在してんだーーーーー!!!!!!わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ってこの時実感した。本当にいるんだ、私maくんに会ってるんだ、同じ国にいるんだ、同じ空気吸ってるんだ………?????
1年前SKAMFranceを食い入るように観てた頃の自分はこうして生でmaくんをみられるとは想像もしていなかったよ。本当に本当に嬉しかった。
みてるか!!!?!?あの頃の私!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
少し挨拶を済ませたらmaくんとアクセルくんは″Breakfast meeting″ために退席。他のキャスト陣も少しトークをした後、ほどなくして全員どこかへ行ってしまった。
撮影会開始
少しずつ少しずつ時間は進んでいく。まずはアクセルくんとのツーショット撮影が案内された。
私は購入していなかったけど、友人Mちゃんは購入していたので付き添った。スタッフさんが1人1人のアクセルくんツーショットパスを確認する。
確認が終わるととうとうMちゃんが撮影部屋の中へ入った。扉の外から見守る。手荷物をテーブルに置いて、撮影の順番がまわってきたみたい。
どきどきどきどきどきどき。
なんか話してるな~と思ったら、
アクセルくんに肩を抱かれながら写真をとられていた。
えっ疑似恋愛ショット可???リアコ営業してくれるの??????
にやにやしながら大部屋の自席へ戻るオタク2人。次はmaくんとのツーショットかな~~と待つ。
事前にタイムテーブルは出ていたけど初っ端のオープニングセレモニーから時間がズレこんでいるしもうわからない。タイムテーブルなんてあって無いようなもの。どうなっとんねん。何時に誰とツーショット撮れるかわからないよ。
ぼーーと待っているとガールズキャストとの撮影パスが定価から5割引とのポップが出た。
おい時間が押しているのに追加で撮影パスを叩き売りするな!!!!!!!!!!!!!!!!
爆笑。
結局ガールズキャストの中でも特にオキニだったLulaちゃんとのツーショットパスを追加購入した。全く、オタクというものはちょろくて困っちゃうよな。
虚無の待ち時間
Lulaちゃんとのツーショットパス購入を終えると、maくんとのツーショット撮影を開始すると案内があった。
が、入場できる順番は運営側から決められた。金を積んだオタクから順番に案内するとのこと。悲しい事にョヮィオタクだった私が案内されるのは一番最後のグループだった。結局VIPオタクからおおよそ1時間弱の時差で案内された。
撮影列に並んだ途端、スタッフさんから「もう時間がきちゃったからこれでmaくんとのツーショットはおしまい。まだの人は午後にしよっか。」と案内された。
こういう時の海外の人の潔さ本当にすごい。スタッフさんの仕方ないわね🤷🏻♀️みたいなジェスチャー、”文化”だなぁ~って思った。なるほど、そういう感じね。おもしれーファンミ。
泣く泣く大部屋へ戻る。今からVIPの方々とカラオケ大会とかティータイムをするらしい。我々は午後の撮影会まで何もする事がない。
午後1時にはアクターとのファンミが終わって明洞で観光する予定だったのに……。
心の叫び
それなのに。私は誰とも写真を撮らないまま午後2時になってた。やば。朝8時半に会場についたのになにしてんだ?
朝食を抜いて朝からこの会場に居座っていたのでお腹も空いていた。私たち、このままだと撮影会の前にぶっ倒れてしまうかもしれない。無理。この周りコンビニもなかったよ。
藁にも縋る思いでホテル内(会場はヒルトングランドホテルでした)を散策しはじめた。
ロビーにパンが売ってる!!!!!!!!!!!
こんなにパンをありがたく思ったこと人生で1度も無かったよ。当然購入させていただく。
パンを食べるため大部屋に戻るとmaくん&アクセルくんがファンと質疑応答していた。
いやタイミングて!!
大慌てで自席へ戻る。話の内容は1割程度しかわからなかったので、とりあえず動いてる2人を眺めながら買ったばかりのクロワッサンを貪った。動いてる推しをみながら食べるクロワッサンは格別だな。話の内容が理解できていたらもっともっとおいしかっただろうけどな。
一生懸命クロワッサンを食べていたらあっという間にQ&Aコーナーは終わっていた。
そして本当の意味での虚無の時間が流れた。スタッフもキャストも大部屋からいなくなった。韓国のファンたちは各自持ち込んだごはんを食べ始めている。完全に放置された私たち。
ここが昼休憩だったのかーーーー!?
もうわからないよ!!おいてかないでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
まあしゃーないか!(色々な事があり思考が柔軟になった私たち)
お昼休憩中に暇だったからホール内うろついてたら笑顔でタバコ休憩にいくお2人がいた。ゆるいな。草
撮影再開・Elu編
スマホをながめて何分、いや何時間経ったかな。待つのに疲れて来た頃、突然、ようやく、撮影の案内が流れた。maくん&アクセルくんとのスリーショット撮影。
さっきまでの疲弊した心はどこへやら。ちょろいオタクなので、一機に感情がメーター振り切れる。
たのしみ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!
ドラマ放送当時からのお気に入りの写真があったので、そのポーズを指定した。
↑白黒が当時の。カラーが一緒に撮った写真。塗りつぶしたけど、アクセルくんの右肩に手を添えているオタクの自分
おお~~!!!!!!!!夢か!!?!!!!!!!!!!!!!????????????????????!!!!!!!!
この白黒の写真をみせて「これ!これで撮りたい!」ってアピールしたとき、maくんに「あなたはどこに入るの!?」と言われ、写真のアクセルくんの右肩を指しながら「right side!right side!」と言ってこの写真が出来上がった。
2人とのスリーショットは2回分購入していたので、次のポーズを伝える。「Hug!」と言うと、maくんが「じゃあ真ん中きな」と言ってくれて、2人に包容される写真が撮れた。
すげぇ~~~~~~~~~~!!!!!!!! めっちゃ近い~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
距離近いどころではない。2人に触れられちゃってるよわたし!!!!!!!どういうこと!!!!!!!!!!???!?!!?!
最後にアクセルくんとmaくんの2人の目を見て「Thank you~!(^_-)-☆」と言って退場した。えらい~~。なんか余裕そうな演技できちゃったよ~~~~。イイ女かよ~~~~~~~~~。
会場到着から7時間経過して、ようやく初めて写真を撮ることができました。
間近で観た2人のことは正直覚えてない。今でも夢なんじゃないかと思う。ただただ嬉しくかった。
お母さんへ、私をフランス人の推しとハグできるまで健康に育ててくれてありがとう。私この日のために生まれてきたのかも。世界で一番幸せな女です。
ほどなくしてLulaちゃんとのツーショットタイムがきた。待ち時間短い!すぐに撮影へ向かった。
撮影再開・Lula編
近くでLulaちゃんをみて、やっぱり好きだなぁと思うオタク。まずビジュアルがタイプ。ちょっとハスキーな声も私の好みにぶっ刺さる。身ぶり手振りも無邪気な子どもみたいに可愛くて全てがツボ。
Lulaちゃんまであと数メートルの距離の所で整列した。
自分の目の前に並んでいたファンがうさみみのカチューシャを渡して撮影をお願いすると、のりのりでうさぎポーズをしてて可愛かった。
韓国ってK-popアイドルとの対面ペンサが盛んだからか推しと対面した時のコミュ力が抜群だし小物の準備も周到で頭が上がりません。色々と勉強になるなあ。目の前で楽しそうにうさちゃんぴょんぴょんしてるLulaちゃんが見られて幸せです。
かわよぇ~~!!と思ってるとすぐに自分の番がきた。
↑ポーズ指定思いつかなかったのでとりあえず抱きついた。
Lulaちゃんの顔強ばっててわろた。突然抱き付いてすまない。
私がヒールで身長盛ってたのもあるけど目線同じくらい、というより自分より小さくみえて愛おしく感じた。大好き。
ちなみに写真は専属カメラマンさんが撮ってくれて、撮影から1~2時間後にプリンターで印刷された写真が卓上に並べられていくシステムでした。
オタクたちが無作為に並べられた写真の中から自分との撮影録を勝手に持ち去っていくけど、なぜか私とLulaちゃんのツーショットだけ印刷されてなかった。このまま写真貰えず終わるんじゃないかとハラハラした。泣きかけた。
スタッフさんに伝えたらなんとか印刷までこぎつけられたけど本当に気が気じゃなかったよ。やめてくれよ~~。無事に写真受け取れて安堵。
撮影再開・maくん編
そしてようやくmaくんとのツーショットが案内された。すぐに行動したのでMちゃんと先頭に並ぶことができた。
ドキドキドキ。
maくんまで数メートルのところで整列する。もう慣れたもんよ。
かなり時間が押しているようでスタッフさんから「ポーズ指定できない、ハグだけにして」と言われてしまった。私はどうしても指をからませるポーズをしたくて、スタッフさんにmaくんとアクセルの写真をみせた。
これ。このアクセルのポジションになっちゃってもいいですか!?(この写真公式インスタに載っていたはずなのにおそらく削除されて掲載元がみつからなかった。つらい)
えーーん;;;;;;
しかしここで諦めるオタクではないのだ……。私はこの日、この時間のために日本から遠征してきたんだ。ハグと同じ速度で撮影終わらせます。だから、オタクの少しのわがままを許してくれませんか?涙
自分の撮影番がきた時、自ら指を絡めに行った。するとmaくんが
「ハハ笑 オーケーオーケー笑」と良いながら手をぎゅっと握ってくれた。
結果これ~~!!!!!!!!
なんか首絞められとりますが。
よっしゃーーーー!!
ハグといえばハグでしょ。1秒で撮影終わらせた。最後「Thank you~!(^_-)-☆」さえしてない。写真のポーズとはちょっと違うけどmaくんにバックハグ&指からめてもらっちゃったよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。maくん私を眼中に入れてくれてありがとうな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
コンベンション・エンディング
ホクホクした気持ちで大部屋へ戻る。写真たちが印刷されるのを待つ。
↑突然maくん&アクセルくんの直筆サイン入りバッグが陳列される
待機時間に2人のサイン入りバッグが前触れも無しに展示された。近くにいるスタッフさんに「これ買えるんですか?何時から販売ですか?」と聞いたら「ナウ!」と言われた。ナウね!!!
ペラペラのバッグにしては少しエクスペンシブだけど、私とMちゃんは直筆サインの付加価値に大変魅力を感じて即購入した。
そんなこんなしていると、スタッフからエンディングしますとの案内が聞こえた。どうやらVIPの方たち?にサインを行っている途中だが、あまりにも時間が押しているので繰り上げて先にコンベンションを閉じる事になったらしい。そんな事あるんだ。
ぞろぞろとサイン会に参加していたファンたちが大部屋に戻ってきて着席する。姿勢を正しキャストたちが来るのを待つ。
扉付近のファンたちからキャーー!!という声が聞こえた。キャストたちが躍りながら入場。
Lulaちゃんが頭にぴょんぴょんするカチューシャつけてて可愛かった♡
キャストたちが色々と挨拶してくれるけど何を言っているのか正直わからない。翻訳者さん、もう仕事を諦めている。でもみんな可愛いしかっこいいし美しいからオッケー!!!!
最後に、韓国のSKAMFranceファンたちでサプライズムービーを作りました、と映像が流れはじめた。
ズルすぎる~~涙
Remember Me Remember Me Remember Me Under The Sun
SKAMFranceへの気持ちも、
この曲が劇中で使われたシーンも、
ようやく大好きなmaくんに会えた事実も、
あと少しでこのコンベンションが終わってしまう事も、
全てが重なって爆泣きしてしまった。
顔ぐっちゃぐちゃになるほど涙が流れた。
海外遠征したことがなくてすごく不安だったけど、本当に本当にこの場にきてよかったな。貴重な経験をさせてくれてありがとうね。タイムスケジュールがぐちゃぐちゃになって頭がおかしくなりそうにだったけど、そんな事忘れてしまうくらいキャスト陣への愛が止まらなかった。
映像が終わって、キャストさんたちもすごく嬉しそうにしてくれていた。と、思う。
涙で視界がぼやけてしまっていたので丁寧に目を抑えていたら、みなさん手を振りながらステージから降りていってしまった。はやいよ!!!!余韻とは!!???!?!爆笑
泣き笑いしながら手を振り返して彼らを見送った。
終わった……終わってしまったんだ…………
参加を決めてから約半年、ドキドキしながらMちゃんと計画を立てた全てが今ここで収束してしまった。電波が死んでる居酒屋でホテルの予約したっけな。それももう終わり。
現実が辛すぎてヒンヒン言いながまた座席で泣いてしまった。涙が止まらない。
周りを見渡すと泣いてる方がいなくてびっくりしてしまった。
いや韓国のファンの方たちメンタルつよ。
私永遠の別れに感じてしまって耐えられないのですが。ハンカチで目と鼻と口を抑えながら大部屋を後にした。
遠征推し活の終わり
あーーーー終わってしまったんだなーーーーー。
maくんに会えた充足感とイベントが終わってしまった虚無感、両方抱えながらMちゃんととぼとぼ歩いた。13時に会場を後にするはずだったけど、外はもう真っ暗ですでに21時をまわっていた。
朝迷いながら辿ってきた道を逆走する。今日1日パンしか食べなかったせいでお腹はぺこぺこ。少しだけ明洞をブラつきチキンをテイクアウトしてからホテルに戻った。これで私たちの推し活は終わったんだ。明日は早起きしてもう日本へ戻ってしまうし本当にあっという間だったな。しんみり……。
もう二度とmaくんには会えないんだろうな。
お風呂に入っている時も、
眠りにつくときも、
帰国の飛行機へ乗っている時も、
帰宅したときも、
帰国して1週間経ってもその事が頭から離れなかった。
どんなに大好きでも、どんなに会いたくても、maくんに再会するのは現実問題難しい。フランスへ行く資金も時間も無いし。もう会えないことを察してしまう。でもその分、一度会えた幸せをずっと噛みしめるね。
maくん、俳優になってくれてありがとう。
SKAMFranceに出てくれてありがとう。
Eliott役になってくれてありがとう。
韓国まで来てくれてありがとう。
オタクに優しくしてくれてありがとう。
わたしに幸せな時間をくれてありがとう。
私に貴重な体験をさせくれてありがとう。
私を行動力のあるオタクにしてくれてありがとう。
これからも頑張ってね。
そしてmaくんの周りの全ての人たちにも感謝します。
ありがとうございます。
SKAM韓国イベント追加開催決定!!!!!!!!
MAXENCE DANET-FAUVEL参戦!!!!!!!!
ほげ~~~~~~~~~~~~!!!!!
コロナ禍での推し活
コロナのせいで私のmaくん推し活は突然終焉を迎えた。
いつか会えるかもしれないという淡い期待も泡のように消えて無くなってしまった。絶望感。
運営人が次はどこでコンベンションしてほしい?ってアンケートにJAPANを入れてくれていたし、日本ファンページの管理人さんが直接メールで「日本でもコンベンションしてくれたら嬉しい」って送ったら前向きな返答がきたのに、どう考えても無理な状況になってしまった。儚く散った来日の夢。
このパンデミックは海外の方を推すオタクにとってはとてもとてもとてもとても高くて分厚い壁になってしまった。はやくこの暗くて長い夜が明けてくれることを祈っている。でも正直、この暗闇が明ける頃にはSKAMFranceを通してのmaくんの供給は無くなっているんだろうな、と。
推しは推せる時に推したいのに推せない。
こんな事があっていいのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コロナで全てのスケジュールが白紙になってしまってから1年半。
全世界のSKAMFranceファンに希望の光が。
2021年10月31日、イタリアにてコンベンション開催
イタリアのSKAMFranceファン、本当におめでとう;;;;;;;;;
日本からこのコンベンションに参加しに行ったファンの方はいないみたい。でも自分の事のように嬉しい他国でのコンベンション。無事に開催できてよかった。
しかも!!!!!!!
このコンベンションに参加できない世界中のオタクに向けてサインの郵送をしてくださるとのこと。
当たり前にmaくんのサインを買わせていただいた。
メールにて「宛名は〇〇ちゃんにしてください♡」とお願いしてみた。「オッケー!パーフェクト!最高のクリスマスプレゼントにするからね!」と返信がきた。
maくんが遠く遠く離れた日本のオタクのためにペンを動かしてくれたと思うと本当に嬉しくてたまらない。
いいのですかこんな幸福なオタクで。ランウェイモデル出身のフランスの超ハンサム俳優MAXENCE DANET-FAUVELさんのサインが私の手の中にありますけども。