100歳の私があの日を忘れないために

スキズの世界観考察① 前編

スキズの世界観がよくわからない!!!!!!!!!

 

そんなあなたへ。

 

今後のカムバをより楽しめるようにオンニが8人が歩んできたエピソードをまとめてみたよ。

 

TAKE OFF!!!!

 

https://twitter.com/Stray_Kids/status/1202512955306205185?s=20

↑過去に公式からスキズのストーリーを追うための地図が掲載されました。私はこの地図内の物語を「主軸世界線と呼んでいます。

スキズは並行世界がいくつもあることが明言されていますが、今回は中心部となる世界線の物語考察

この地図に則ってプレデビュー曲「Hellevator」から5thミニアルバム「Clé:LEVANTER」までのMVを時系列順に並べ物語をまとめてみました。

 

https://twitter.com/enemINing/status/1570991619935182853?s=20

↑昔ツイートした主軸世界線の流れ。この画像に載っているMVを引用します。

 

物語考察ブログは前編後編に分けます。

前編はMixtape「Hellevator」→I am NOT「District9」→I am WHO「My Pace」→I am YOU「I am YOU」まで。

以降のCléアルバムシリーズは後編に続きます。

後編から複雑だけどかなり面白くてMVの深みが倍増するので後編まで一気に読み推奨です。

 

 

1:Hellevator

Stray Kids "Hellevator" M/V - YouTube

スキズたちはアジトにしている廃墟がありました。誰にも干渉されず自分たちで楽しく過ごせる空間。

しかし各々に漠然とした不安があります。このままで良いのだろうか。子供たちだけで何が正解なのかもわからず過ごす毎日。

そんな中、ハンが地獄(HELL)行きのエレベーターを見つけます。

何かを手に入れるためには不安や苦悩も乗り越えなければ。ハンはこのエレベーターに乗り込みます。

I'm on the Hellevator  -Hellevatorに乗って
난 올라갈게  -僕は上がる
어두웠던 내 과거 탈출해  -暗かった過去から脱出し
내 깜깜했던 앞길을 비춰  -真っ暗だった未来を照らす

 

エレベーターの到着先は美しい花畑でした。

 

他のメンバーたちもハンを追いエレベーターに乗り込みます。

開放的な執着点。

しかしこのただ美しいだけの景色が本当にスキズの求めるゴールなのでしょうか。

 

ふと見上げると空には反転した街並みが。

自分が過ごしていた空間よりもさらに大きな世界が存在していることに気が付きます。

地獄を抜け出したスキズはこの街並みで新たな冒険を始めることになるのです。

 

初めはデビューする事が目的だったサバイバルから、デビューした先では厳しい大人社会(芸能界)でのサバイバルが新たに始まることの比喩かと思います。

 

2:District 9

Stray Kids "District 9" M/V - YouTube

ここはまるで子供たちの収容施設。全員同じ服を与えられ、学習システム、表現方法、全て管理されています。

 

ある日バンチャンは壊れたドローン(監視カメラ)と割れたガラス片を発見。

手をかざしバリアが張っている事に気が付きました。この透明な壁にぶつかりカメラが壊れてしまったようです。

 

大人たちに管理されたこの閉鎖空間から抜け出したい。バンチャンは脱出を企てます。

施設内でリーダーを担っているバンチャンは管理を任されています。

この日も普段通りの点呼……をすると見せかけ、仲間に赤いメモを手渡しました。

 

バンチャンからの脱出計画を受け取ったキッズ。

ついに決行する日が来ます。

深夜、キッズは施設を飛び出して準備していたバスに乗り込みました。

そして制服のように与えられた真っ白の服を脱ぎ捨て私服に着替えます。

 

そのままバスを走らせバリアの壁を破壊。管理から抜け出す事に成功したのです。

 

バスから降りスキズがたどり着いた先は荒廃した建物。

 

大人に管理された世界から脱出し自分たちだけのアジトを建立します。

Get lost 여긴 우리 구역   -ここは僕たちの区域
get outta here   -出ていけ
여기 네 자리는 없어   -ここに君の場所はない
District 9   -第9地区

 

3:My Pace→I am YOU

Stray Kids "My Pace" M/V - YouTube

District 9で自分たちだけのアジトを建てたスキズは新たな冒険を始めます。長い長いトンネルの中を走り抜けまだ見ぬ世界へ。

 

Stray Kids "I am YOU" M/V - YouTube

トンネルを抜けた先はまた別のビルの中でした。My Paceの衣装から私服へと着替えたキッズは大人とは逆方向へ足を進めます。

 

廃ビル内を歩き屋上へとたどり着きました。

Hellevator、DIstrict 9で自分たちの居場所を作ってきたキッズがI am YOUにてまた新たな居場所(アジト)を作る事ができたのです。

 

Hellevatorと似た小道具がI am YOUでも使われています。

ストライプのソファ、アナログテレビ、自転車、ショッピングカートなど。またHellevatorでは1人バスケットボールを抱えるバンチャンのシーンがI am YOUでは全員で遊ぶカットに変化。

 

スキズは不安、管理、焦燥感などから脱出して開放的なアジトへ身を置く喜びを感じました。

 

あの時見上げていたビル群はもう自分と同じ目線。

しかしこれだけで終わらないのがStray Kids

大人への反抗、世界を改革するためにこの正体不明なビル群の中へ身を投じるます。

 

 

以上がI amシリーズまでの物語の流れです。

スキズたちは管理された世界からの脱却、自分たちだけの世界の建国(アジト作り)に成功しました。

 

そして次に始まるCléシリーズのキーワードが「鍵」。そもそも3作のアルバムタイトルにある「Clé」がフランス語で「鍵」の意味を持ちます。

新しい世界へ足を踏み入れ鍵を探したり、見つけたり、惑わされたりしながら冒険を続ける様子を後編のブログに書きました。

ここから更に世界観の厚みが増して神メニュー以降に繋がる伏線も出てくるのでそのまま後編まで読んでほしいです。(頑張ってまとめたので)

 

後編

enemy-chan.hatenablog.com

 

 

このブログの製作者:えねみ

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